『遼金西夏研究の現在』(全3冊)
荒川慎太郎・高井康典行・渡辺健哉(編)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
『遼金西夏研究の現在』(1)
- 白石典之「ヘルレン河流域における遼(契丹)時代の城郭遺跡」
- 澤本光弘「契丹(遼)における渤海人と東丹国「遺使記事」の検討を通じて」
- 高井康典行「頭下軍州の官員」
- 小野裕子「西夏文軍事法典『貞観玉鏡統』の成立と目的及び「軍統」の規定について」
- 松川 節 「モンゴル国における契丹文字資料と研究状況(1)」
[ISBN 978-4-87297-995-4, 2008年6月]
『遼金西夏研究の現在』(2)
- 藤原崇人「契丹(遼)の授戒儀と不空密教」
- 森部 豊「唐末・五代・宋初の華北東部地域における吐谷渾とソグド系突厥」
- 臼杵 勲「金上京路の北辺」
- 武田和哉「契丹国(遼朝)の上京臨潢府故城の占地と遺構復元に関する一考察」
[ISBN 978-4-86337-031-9, 2009年6月]
『遼金西夏研究の現在』(3)
- 鈴木宏節「新発現のブンブグル碑文とモンゴル高原の覇権抗争 ──カルルクから見た八世紀中葉の北アジア──」
- 井黒 忍「金初の外交史料に見るユーラシア東方の国際関係 ──『大金弔伐録』の検討を中心に──」
- 澤本光弘「契丹の北方への領域拡張と契丹大字研究 ──〈耶律延寧墓誌〉をてがかりに──」
- 佐藤貴保「現物調査に基づく西夏法令集『天盛禁令』条文の復元 ──巻9,第554-558条を例として──」
- 小野裕子「西夏の軍職体制に関する一考察 ──軍事法典『貞観玉鏡統』の諸条文をもとに──」
- 高橋学而「遼祖州故城城外の遺跡 ──外城正門外の橋址について──」
- 町田吉隆・武田和哉・高橋学而 「契丹国(遼朝)の窯業関連遺跡について ──2008〜2009年現状視察の概要報告──」
[ISBN 978-486337-062-3, 2010年6月]